Sunday 31 December 2017

Happy New Year 2018



Happy New Year 2018


よいお年をお迎えください。


日本語だと、年が明けるまでは「よいお年を」で、年が明けると「あけましておめでとう」というように、使い分けがある。
英語だと、Happy New Yearは両方の意味で使われるので、大晦日あたりから「Happy New Year」を言いはじめて、大体3-4日頃まで言い続けているような感じだ。
なので、日本式「あけまして」には、UK的にはまだちょっとフライングなんだけれど(ただいま21時40分)、「よいお年を」です。

「よい年を、創りあげましょう。」












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Friday 29 December 2017

Quinta da Regaleira (キンタ・ダ・レガレイラ), Sintra(シントラ)-2-

クリスマスから年末にかけての、なんとなく中途半端なこの時期、いつでも「今年のクリスマス」的なエントリーをしているのだけれど、本当に今年は殆ど寝クリスマス。
天気もイマイチ悪かったので、クリスマスランチの後の腹ごなしに、恒例のテムズ川散策に出かけるも・・・途中で日が暮れて寒くなってきて、これまた恒例のKingston(キングストン)の数少ない開いているパブにまでもたどり着けず、早々に帰ってきてしまって、何をしていることやら・・・。
だったので、やっぱり話題はポルトガルに戻って、Quinta da Regaleira (キンタ ダ レガレイア)の続編を。

Quinta da Regaleira
あちこちに点在するフォリー。

Quinta da Regaleira


Quinta da Regaleira


Quinta da Regaleira
どれもが、一緒の祠や神殿であるかのような印象を受ける。

Quinta da Regaleira
ベンチもただのベンチではすまされない・・・。

Quinta da Regaleira
マヌエル様式に関連して・・・、マヌエル様式で時々出てくる、
このロープがクリクリしたようなモチーフ
(ここでは19世紀のリヴァイヴァルだけれども・・・)、
これはポルトガル独特のものだとおもう。
当時海洋先進国だったので、
帆船のロープと何か関連しているのかなと、
想像したりするのだった。

Quinta da Regaleira
前回のエントリーで出てきた、滝の水が、
庭園の立地するスロープを下って、
この池に引き込まれているのかと。

Quinta da Regaleira
途中に木々の間から見え隠れする、チャペルの塔。

Quinta da Regaleira


Quinta da Regaleira
そのチャペルに向かって、庭園のスロープを下っていく。

Quinta da Regaleira
右側に見えるのが、チャペルの入口。
サイズ的には6m x4m(つまり、24㎡=15畳)ぐらいの感じなので、
こじんまりとした建物。

Quinta da Regaleira
とはいえ、みっちり装飾が詰まっているので、
華やかな工芸品のよう。

Quinta da Regaleira


Quinta da Regaleira
螺旋階段を登って、ギャラリーになった上階からの眺め。

Quinta da Regaleira
スロープを利用して建てられているので、
螺旋階段は下階につながっている。

Quinta da Regaleira
螺旋階段の途中の、ステンドグラス。

Quinta da Regaleira
その、下階の出入り口。

Quinta da Regaleira
ここにもロープや、曲げ木モチーフ。

Quinta da Regaleira
塔を見上げると、ちゃんと鐘がかけられていた。

Quinta da Regaleira
さて、次回は(お正月を挟んでだけれど・・・)、
その先に見えるお屋敷を探索の予定ですよ。




Quinta da Regaleira (キンタ ダ レガレイラ)

庭園内案内は<このページ>に。

地図:















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Sunday 24 December 2017

Happy Christmas (楽しいクリスマスを!!)




楽しいクリスマスをお過ごし下さい。

日本の皆さんは、クリスマス・イヴが、メインのクリスマス・イベントだったように覚えている。
多分・・・アメリカの習慣が入ってきたもの、あるいはヨーロッパ・コンチネントの習慣が入ってきたものかと。
イギリス及び、これまた多分、英連邦諸国(オーストラリア・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・・・などなど)もそうかと思うのだけれど、メインのクリスマス、つまりクリスマス・ディナーを食べて、プレゼントを開ける日は、25日のクリスマス・ディのランチ・タイム。
クリスマス・イヴは4時までショップは開いているし、クリスマス食材買い出しのラストスパートをかけている、普通の日感覚。
で、クリスマスプレゼントを24日に開けるのは、本来の感覚から行くと、フライングでNG。
しかし、近年なにかとアメリカナイズされているので、イヴにお祝いをする家庭も増えてきているのだとか。
コンチネントでも、メインのクリスマス・ディナーはイヴのことが多い様子。
で、クリスマスはのんびり家族や親戚と過ごして、26日はもう平日に戻る。
イギリスは、ホリデーが1日遅れなので、26日もBoxing Day(ボクシング・デイ)でお休み。
通常営業に戻るのは27日の、今年は水曜日から。
とはいうものの、その後4日でまた、日曜+新年がやってくるので、今年はクリスマスから新年明けの2日まで、休みを取る個人商店、オフィスも多いのだとか。
日本は早業・働き者国家なので、クリスマスが終わったら、お店は即、深夜突貫作業で、新年の和風ディスプレィ・ウィンドウに模様替えすることと。
あれは、日本以外ではありえないのでは・・・?、今にして思えば、すごすぎ、神業(笑)。
欧米ではこのままだらだら、クリスマスの飾り付けのまま、1月6日のエピファニーまで、続行。3月のパリのマーケットで、まだお店がクリスマスの飾り付けだったのを見たこともある(もしかすると、年中そのままなのかもしれないけど・・・?)。

さて、またボチボチ、標本箱は、年末年始もリスボン話で続行したいと思いますよ^^。







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Tuesday 19 December 2017

Quinta da Regaleira (キンタ・ダ・レガレイラ), Sintra(シントラ)-1-

もうそろそろ、クリスマス前オーダーの疾風怒濤も収まってきたので、なんとか標本箱復帰で、再び真夏のような天候(実は5月初頭)の、リスボンの話を。
今回からは(クリスマスと多分新年も・・・多分挟んで)、リスボンから25kmほど西に出た、Sintra(シントラ)にある2つのパレスのイメージを。
最初はシンボリズムで満たされた、デコラティヴな庭園と屋敷のQuinta da Regaleira (キンタ ダ レガレイラ)のイメージをなんだけれども・・・、まずはこのシントラへ向かう行程の覚書から始まりますよ。

Rossio Train Station
シントラは、以前標本箱に詰め込んだマフラより、少し近くて、
鉄道でアクセスできるのが便利。
ターミナルはLisboa - Rossio(リスボン・ロシオ)駅で、
ここから鉄道で46分、直通便が1時間に2本出ている。
そしてここ以外にも、山の中腹にパレスが3つ、城壁跡とミュージアムなどが点在していて、
リスボンからの日帰りミニトリップには最適な、こじんまりした町。
なので、結果的に観光激戦区になってしまっている。
(と、いうことは、行ってから気がついた。)

Rossio Train Station
火曜日平日の朝10時頃、窓口に向かって延々並ぶのは、
すべて我々観光客。
地元の人は(これも少しは並ぶけれど)左に見切れている、
自動券売機で買っているが・・・この使い方というか、
最初に出てくる、チケットのゾーン選択が解らない・・・。
結果的に私たちは、券売機に挑戦して、後ろの地元人に手伝ってもらって、
シントラはゾーン外だから、ゾーン外を選択して、シントラを選ぶ・・・・
というようなプロセスだったと思うけれど、なんとかチケットを購入。

Long stretching queues in Rossio Train Station
配偶者氏:「このチケット買うのに、この行列ですわ・・・ってブログに書いてくれ。」
あとで考えたら、出かける日程がわかっていたら、
夜とか、カウンターの空いている時間帯に、
事前にチケットを買っておくのがよかったのかも。
Netだと<このページ>のはずなのに、
リスボン・ロシオ - シントラ間のチケットが出てこない、
つまり、Netでは買えない???
なにかと、システムが合理的でない、
不思議の国ぶりを発揮するポルトガルでした・・・。

Rossio Train Station
でもまぁ、20分程度でチケットを(比較的要領よく)入手して、
電車は、4番ホームから発車。

Sintra Station
で、これがシントラの駅。
午前中に着いた時は、ほぼ満員の列車から降りる人で、大混雑。
とても写真が撮れる状況ではなかったので、
これは夕方の帰り際に撮ったもの。

Sintra Station
ここもアズレージョ・タイルで彩られている。

ここからQuinta da Regaleira (キンタ ダ レガレイラ)へは、
20分程度坂道を登っていく。
この前日にビーチで、足の甲に全治3週間火傷に匹敵した
日焼けをしてしまって、足が腫れてうまく歩けなかったので・・・、

Sintra on the taxi
三輪タクシーTuk Tukに乗る。2人で€10だったと思う。
1時間ツアーだと€60程度取られるとどこかで読んだけれど、
歩きたくない時に、目的地に向かうだけなら、まぁまぁ、使える価格。
駅周辺にたくさんたむろしているので、つかまえやすくて便利。
乗る前に目的地を告げて、値段交渉は必要だけれど。

Quinta da Regaleira
Tuk Tukだと、10分ぐらいで、キンタ ダ レガレイラ到着。
この門がエントランス。

ここで、WikiのJPができていなかったので、この屋敷+庭に関して、Wiki ENからあら訳を。
もともと、ポルト出身の富裕商人・レガレイラ子爵家の所有していたこの土地を、1892年にブラジル出身のCarvalho Monteiro(カルヴァル・モンティロ)が購入する。
彼はポルトガル出身の両親から遺産を相続して、また、それをコーヒーや宝石売買で増大させたことで、ポルトガルに戻り、この土地を購入して、興味を持つ神秘主義やシンボリズムの象徴を具現する、屋敷と庭園を建造することができるようになったのだった。
イタリアの建築家Luigi Manini(ルイギ・マニーニ)の設計で、錬金術や、フリーメイソン、テンプル騎士団、薔薇十字団といった秘密結社のシンボルを散りばめた、ゴシック、ルネッサンス、マヌエル様式が混在する、装飾的な建造物が4ヘクタールの敷地に、1904年~1910年に建造された。
1942年に、Waldemar d'Orey(ヴァルダマール・ドレ)が購入して、個人邸宅として使用した後、1987年に日本の Aoki Corporation(株式会社青木?)が所有した後、1997年にシントラ市が買い取り1998年から、一般公開されている。

Quinta da Regaleira
エントランスのエリア。

Quinta da Regaleira
奥に見えるのが屋敷で、手前に見えるのはチャペルの塔。
庭園を回る前にまずは、早いランチをとることにして、
カフェ・レストランエリアへ。

Quinta da Regaleira

Quinta da Regaleira
シーフードのタルタルステーキを食べたら、
これが爽やかで美味しかった。

Quinta da Regaleira
水のない噴水と、ごちそうさまでした、の、配偶者氏。

Quinta da Regaleira


Quinta da Regaleira
早ランチの後は、まずスロープになった庭園を上っていく。
白藤が満開。

Quinta da Regaleira
道の途中に、グロットー風の泉。

Quinta da Regaleira
屋敷本館とは別に、管理人オフィスのような建物。

Quinta da Regaleira
スロープを登っていくと、木々の間から、
山の上のCastelo dos Mouros(ムーア城)が見える。

Quinta da Regaleira
最初に現れるフォリー

Quinta da Regaleira
ドラゴン・モチーフがいっぱい。

Quinta da Regaleira
石造りの螺旋階段を上ると、上のテラス部分につながっていく。


Quinta da Regaleira
これもまた神殿風。

Quinta da Regaleira
そこから、中世の城のコートヤードをイメージしたと思われるテラスに出る。

Quinta da Regaleira
次に、滝と吊橋のあるエリアへ。
建築家のルイギ・マニーニは舞台設計出身だそうで、
いかにもワーグナーオペラ(タンホイザー)にでも出てきそうな雰囲気。

Quinta da Regaleira

Quinta da Regaleira
その岩場の上から、またスロープを登ると、
螺旋階段の上部に着く。

Quinta da Regaleira
それがどんどん地下に下って行く。

Quinta da Regaleira
これが「(Initiation Well) イニシエーションの井戸」と呼ばれているもので、
ここから、また庭の別のエリアのグロットーに、地下道が繋がっている。
さすがに足が悪かったのと、この後、
もう一つパレスを見に行く予定だったので、
時間配分的に、地下道探索は省略した。

まだまだ次回も、この不思議庭園のイメージが続きますよ。




Quinta da Regaleira (キンタ ダ レガレイラ)

庭園内案内は<このページ>に。

地図:









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